2022年4月3日日曜日

The Cinematic Orchestra/MOTION - TCOとの出会い

★Twitter 2021/01/14より転載+加筆修正★

私が TCO を知ったのは、Jack Kerouac の朗読作品を探して YouTube を徘徊していたとき。その中に Kerouac の朗読に TCO をかぶせたものがあり、そのカッコよさにしびれた。

7) 'The Ocean' - Jack Kerouac Jazz and Prose - Beat Poetry Vol 2

使われているのは MOTION (1999) から Night of the Iguana だが、クレジットはない。間違いなく無断。Kerouac の朗読の方も当然無断だろう。しかし出来はすこぶるよい。

この人は、他にも Kerouac の朗読に Jazz などをかぶせているが、いずれもなかなか聴きごたえある。どれもクレジット皆無なのであまり感心できないが・・・。

それでまあ「これ誰?」ということになり、MOTION にたどり着いた、というわけ。

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The Cinematic Orchestra / MOTION [Ninja Tune <UK>] rel.1999

TCO のデビュー作だが、improvisation part も多く、その後の作品より Jazz 色濃厚。ベースが単調な mode jazz/spiritual jazz/funk を聞きなれた耳には、loop 多用は全く気にならない。Loop をバックに ds が延々大暴れするところなど「こりゃ Miles の Nefertiti だな」とかも思うし。

MA FLEUR (2007) の acoustic 路線への転身あたりはあまり好きじゃないけど、その他はどれも好きだなー。ここ数年の愛聴盤ばかり。しかし、Jazz fan の習性として初期のものほど相性がいいのはしょうがない。Fontella Bass もサイコー。

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