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2018年2月27日火曜日

真下弘孝+大西祥平 「STEELY DAN FREE TALK」

Donald Fagenが出てきたところで、ちょうどいいので、

2017年8月18日金曜日 レコード・コレクターズ2017年9月号 特集 ドナルド・フェイゲン
2017年9月2日土曜日 THE DIG SPECIAL EDITION 「STEELY DAN」

よりも、はるか前に出ていたSteely Dan本を紹介。

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といっても、メイン・テーマはFusion~AORだが、その中でも一番力を入れているのがSteely Dan。

・真下弘孝+大西祥平+信田照之 (2001.4) 『FUSION AOR DISC GUIDE』. 237pp. 夏目書房, 東京.


ブックデザイン : 武田留美子+須田隆弘

シンコーミュージックから現在大量に出ているディスクガイド・シリーズの原型のような本だ。

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真下弘孝(1967-)という人は、この本ではじめて知った。編集者/ライター/イラストレーターということだが、これ以上よく知らない。『ドーナツの穴 食べもののかたちの秘密!?』、『不思議なかたち 食べもの編』という著書がある。

大西祥平(1971-)の方は、マンガ関係で前から知ってた。『マンガ地獄変』シリーズでよく見る名前だったが、音楽分野でもこんなマニアだったとは・・・。

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実はこの本、以前図書館で読んで知っていたんだが、売り物としてはなかなか見かけず、所有するに至らなかった。

しかし今回紹介するSteely Dan Free Talkの部分だけはコピーで持っていて、長年楽しんでいたのだった。

もっとも、それがどの本に収録されていたのか、書名を忘れていたせいもあって、たどり着くのに時間がかかってしまったが(笑)。

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本書は、全16章に分けて、AOR/Fusionの音盤を楽器別、テーマ別に紹介した本。

その中の1章がSteely Dan。

・真下弘孝+大西祥平 (2001.4) 13 STEELY DAN FREE TALK. 『FUSION AOR DISC GUIDE』所収. pp.121-168. 夏目書房, 東京.

真下、大西の二人が対談形式で、Steely Danのアルバム及びFagen、Beckerの単独アルバムを曲ごとにreviewしたもの

他の章は10ページ位のものなのに、この章だけ47ページも尺を取っている。まさに、これのために本を作ったようなものだ。

当然中身も熱い。Steely Danファンの文章として一級品だ。

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このトークの特徴は、初期のロックバンド時代にはほとんど触れず、THE ROYAL SCAM(幻想の摩天楼)(1976)以降の、Studio Work時代だけを取り上げている点。AORという視点ならそうなるでしょうね。

Reviewしている音盤は以下の通り。

121-121 13 STEELY DAN(中扉)
122-123 スタジオ・ミュージシャンを使いこなした都会の音楽集団
124-127 Steely Dan/THE ROYAL SCAM (1976)
128-132 Steely Dan/AJA (1977)
133-136 Steely Dan/GAUCHO (1980)
137-140 Donald Fagen/THE NIGHTFLY (1982)
141-144 Donald Fagen/KAMAKIRIAD (1993)
145-149 Walter Becker/11 TRACKS OF WHACK (1994)
150-153 Steely Dan/ALIVE IN AMERICA (1995)
154-158 Steely Dan/TWO AGAINST NATURE (2000)
159-167 アルバム未収録曲 その他
----------- 01 Steely Dan/Here at the Western World (1976)
----------- 02 Steely Dan/FM (1978)
----------- 03 Steely Dan/Second Arrangement (1980)
----------- 04 Donald Fagen/True Companion (1981)
----------- 05 David Sanborn/The Finer Things (1982)
----------- 06 Donald Fagen+Steve Kahn/Reflections (1984)
----------- 07 Donald Fagen/Big Noise,New York (1985)
----------- 08 Donald Fagen/Century's End (1988)
----------- 09 Donald Fagen/Shanghai Confidential (1988)
----------- THE NEW YORK ROCK AND SOUL REVUE(1991)
----------- 10 Donald Fagen/Confide in Me (1993)
----------- 11 Steely Dan/Fall of 92 (1993)
----------- 12 Steely Dan/Wet Side Story (1996)

この他、囲みコラムで

131-131 Woody Herman/CHICK, DONALD, WALTER & WOODROW (1978) → Woody HermanがChick CoreaやSteely Danなどの曲を取り上げた意欲作
168-168 ME, MYSELF & IRENE (2000) → 映画音楽であり、Steely Danカバー集

にも触れている。

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同書, pp.144-145

Steely Dan、Fagenだけじゃなくて、Walter Beckerのアルバムもちゃんと取り上げているのがエライですよね。

最初に上げた雑誌特集もいいけど、こういう気取らない雑談風での、ファンが好き勝手語る形式も楽しい。何よりも熱気を感じるのがいい。

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出版が2001年なので、当時の最新作TWO AGAINST NATUREまでだが、その後の

Steely Dan/EVERYTHING MUST GO (2003)、
MARIAN McPARTLAND'S PIANO JAZZ WITH GUEST STEELY DAN (2005)
Donald Fagen/MORPH THE CAT (2006)
Walter Becker/CIRCUS MONEY (2008)
Donald Fagen/SUNKEN CONDOS (2012)

もフォローしての増補版を読んでみたいなあ。

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せっかく盛り上がったSteely Danブームは、Becker死去とFagen来日中止で表面的には雲散霧消してしまったわけだが、評伝

・ブライアン・スウィート・著, 奥田祐士・訳 (2017.11) 『スティーリー・ダン・ストーリー リーリン・イン・ジ・イヤーズ 完全版』. 456pp. DU Books, 東京.

も出たことだし(実はまだ買ってない)、実はブームはマニアックなファンの間に潜行しているのだ。

Steely Danブーム再び!そして、Donald Fagen来日come on!

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(追記)@2018/02/27

ちなみに、上記記事でも、前回のA New Standard by Which to Measure Infamyは取り上げられておりません。誰も知らないFagenの作品の一つ。

2017年12月3日日曜日

BURROUGHS WITH MUSIC (01) William S. Burroughsとは何者か?

William Seward Burroughs II(1914-97)はUSAの作家。詩人Allen Ginsberg、小説家Jack Kueroacと共に、いわゆるBeat Generationの作家として知られる。

そこら辺の文章を切り取ってきて、適当につなぎあわせて文章を作る「Cut-up」という手法や、文章が書かれた紙を適当に折ってつながった部分で文章にする「Fold-in」という特異な執筆法で有名だが、ちゃんとした文章もありますよ。文章の並びはチンプンカンプンなものが多いけど。

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代表作は、

・(1953) JUNKY (ジャンキー)-デビュー作、麻薬売人時代の体験が反映された作品

・(1959) THE NAKED LUNCH (裸のランチ)-出世作であり、代表作

・(1961) THE SOFT MACHINE (ソフト・マシーン)-いわゆる「カットアップ三部作」その1

・(1962) THE TICKET THAT EXPLODED (爆発する切符)-「カットアップ三部作」その2

・(1963) THE YAGE LETTERS(麻薬書簡)-南米でYage探索中のBurroughsから、Allen Ginsbegが受け取った書簡を再構成した作品

・(1964) NOVA EXPRESS (ノヴァ急報)-「カットアップ三部作」その3

・(1970) THE LAST WORDS OF DUTCH SCHULTZ (ダッチ・シュルツ最期のことば)

・(1971) THE WILD BOYS : A BOOK OF THE DEAD (ワイルド・ボーイズ(猛者) 死者の書)

・(1973) EXTERMINATOR! (おぼえていないときもある)-短篇集

・(1973) PORT OF SAINTS-THE WILD BOYSの残り素材

・(1978) THE THIRD MIND-Brion Gysinとの共著エッセイ集

・(1978) LETTERS TO ALLEN GINSBERG 1953-1957-Ginsbergへの書簡集

・(1979) BLADE RUNNER : A MOVIE (映画ブレードランナー)-Alan E. Nourseの小説の翻案。Ridely Scott監督の映画BLADE RUNNERのタイトルの元ネタだが、中身は関係ない。

・(1981) CITIES OF THE RED NIGHT (シティーズ・オブ・レッド・ナイト)-「Western三部作」その1

・(1981) THE PLACE OF DEAD ROADS (デッド・ロード)-「Western三部作」その2

・(1981) WITH WILLIAM S. BURROUGHS : A REPORT FROM THE BUNKER (ウィリアム・バロウズと夕食を : バンカーからの報告)-雑談集

・(1985) QUEER (おかま)-JUNKYとTHE YAGE LETTERSの間を埋める自伝的作品

・(1985) THE ADDING MACHINE (バロウズという名の男)-エッセイ集

・(1986) THE CAT INSIDE (内なるネコ)-中編

・(1987) THE WESTERN LANDS (ウエスタン・ランド)-「Western三部作」その3

・(1988) APOCALYPSE (アポカリプス(黙示録))-Keith Haringの絵に文章を付けたもの

・(1989) TORNADE ALLEY (トルネイド・アレイ)-短篇集

・(1989) INTERZONE (インターゾーン)-THE NAKED LUNCH関連中編

・(1991) GHOST OF CHANCE (ゴースト)-中編

・(1995) MY EDUCATION : BOOK OF DREAMS (夢の書 : わが教育)-夢日記

など。

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Burroughsの小説・対談などを読み始めたのは最近だ。

難解な『裸のランチ』は全く歯が立たず、少し休みにして、『ジャンキー』と『麻薬書簡』に乗り換えてこっちは読み終えた。

今は『裸のランチ』再挑戦と対談集を読んでる。『裸のランチ』なんて、電車じゃとても読めねーよ!

でも『裸のランチ』は最初から最後まで通読する必要がない、ということに最近気づいてきた。詩のように、あちこちパラパラ読みすればいいのだ。

あと『ウエスタン・ランド』は、ざっと眺めるだけで、もっぱら「使う」方向で(笑)。

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上掲書のタイトルを見てもわかるように、Burroughsは麻薬中毒者(junky)だ。「Yage(ヤヘ)」と呼ばれる幻の麻薬を求めて、南米をウロウロしたことも。

他にも同性愛者、Mexicoで妻を誤射殺、その裁判中Mexico国外へ逃亡、などなど、episodesを挙げるに困らないお方。

重度のjunkyだったのに、享年83歳とえらく長生きしたのも異常。麻薬耐性体質だったんだろうか。

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Burroughsは小説家だが、音楽作品にもやたらと登場している。何枚あるのか、いまだ全容は把握できていないが、とにかく手持ちのCDを紹介していこう。

Burroughsが音楽作品に登場する理由のひとつは、musiciansにBurroughsファンが多いこと。

「Steely Dan」とは、Burroughsの小説THE NAKED LUNCHに出てくる張形「Steely Dan III from Yokohama」から取られているのは有名だし、先日亡くなったAllan Holesworthが在籍していた「Soft Machine」も、同名の小説タイトルからだ。

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そして、もうひとつの理由はBurroughsの声だ。

Burroughsのしわがれた、ちょっとアニメ的な声は、聞いているとクセになる。なにか魔界に引き込まれそうな蠱惑的な声だ。

その魔声で自分の小説を朗読し、そのバックにmusiciansが音楽をつけるという形をとる。歌を歌うわけではない(歌ったのも少しあるが・・・)。

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特に音楽上でBurroughsとつき合いが深いのは、このblogでは常連のBill LaswellとHal Willnerだ。

まずLaswell作品を、次にWillner作品、そして他のmusiciansの作品(これがまた調べるとゾロゾロ出てくる)の順に紹介していこう。

次回、まずはLaswellものから。

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(追記)@2017/12/03

同業者の小説家、特にSF作家、そして映画監督にもBurroughsファンは多い。

THE NAKED LUNCHが、

David Cronenberg (dir) (1991) NAKED LUNCH.

として映画化されている。なんだか、だいぶremixされているらしいが、仕方ない。もともとがまともな小説じゃないんだから。

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Phillip K. DickのSF小説DO ANDROIDS DREAM OF ELECTRIC SHEEP ?(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)を映画化(というよりほとんど翻案)した

Ridley Scott (dir) (1982) BLADE RUNNER(主演 : Harrison Ford)

のタイトルは、Burroughsの小説

・William S. Burroughs (1979) BLADE RUNNER : A MOVIE. Blue Wind Press, Berkeley (CA).

から、Scottが「かっこいいタイトルだなー」とテキトーに拝借したもの(Burroughsに使用料を払っている)。内容は全く関係ない。原作はDickなのに、いいかげん(笑)。また、DickがよくOK出したものだ。

ScottもBurroughsファンらしいのだ。

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声だけではなく、これだけ個性的な人間Burroughsを、映画界も放っておくはずがない。

Burroughsのdocumentary film

Howard Brookner (dir) (1983) BURROUGHS : THE MOVIE

に出演しているのはもちろんのこと、他にもチョイ役での出演依頼が引きも切らない。

Gus Van Sant (dir) (1989) DRUGSTORE COWBOY(主演 : Matt Dillon, Kelly Lynch)

での神父役、あたりが有名。

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(追記)@2017/12/03

Burroughs研究本として評価の高い

・山形浩生 (2003.2) 『たかがバロウズ本』. 447pp. 大村書店, 東京.

は、絶版久しく、現在入手難。私は見たことすらない。しかし、

・山形浩生/YAMAGATA Hiroo : Official Page > Japanese > 『たかがバロウズ本』サポートページ > 1. 関連資料 全文 pdf ファイル (1.67 MB) > たかがバロウズ本 Version 1.0.4β2 山形浩生 2003年6月16日
http://cruel.org/wsb/burroughs.pdf

で全文公開されている。太っ腹だ。

今回のシリーズでも言及する機会があるかもしれない。

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(追記)@2017/12/03

このシリーズで取り上げるのは、Burroughsの朗読作品でも、Popular Musicをバックに朗読している作品。主に1989年以降の作品になる。

それ以前の、朗読だけ録音した作品(audio tape cut-up作品を含む)はたくさんあるが、ここでは取り上げない。自分が把握できている分のリストだけ挙げておく。

(01) William S. Burroughs/CALL ME BURROUGHS [English Bookshop→ESP] pub.1965
(02) William Burroughs/ALI'S SMILE [Unicorn Books] pub.1971
(03) WILLIAM S. BUROUGHS / JOHN GIORNO [Giorno Poetry System] pub.1975
(04) William S. Burroughs/NOTHING HERE NOW BUT THE RECORDINGS [Industrial] pub.1981
(05) William S. Burroughs/THE DOCTOR IS ON THE MARKET [LTM] pub.1986
(06) William S. Burroughs/BREAK THROUGH IN GREY ROOM [Sub Rosa] pub.1986
(07) William S. Burroughs/UNCOMMON QUOTES [Caravan of Dreams] pub.1988

など。

・竹田賢一 (1986.2) 溶け出す声(ウイリアム・バロウズ)と析出する声(ブライアン・ガイシン). 現代詩手帖, vol.29, no.2(特集:言葉から声へ), p109-115.
→ 増補 : (1992.8) 思潮社・編 『バロウズ・ブック』(現代詩手帖特集版)所収. pp.126-133. 思潮社, 東京.

では、Burroughsの(01)及びBryon Gysinの朗読作品について論じている。


増補部分では、DEAD CITY RADIOについても触れている。

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(追記)@2017/12/03

現時点で書き終えているBurroughsシリーズは、すでに40回を超えています。一体いつ終わるんだか・・・。

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(追記)@2017/12/04


Burroughs on CD Jacketsの数々(Burroughsとはこういう男だ)


Burroughs本の数々(Burroughsファンは変わり者ばかり=お前もな!)

それにしても、このエントリー追記だらけだな(笑)

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(追記)@2018/01/04


Burroughs on CD Jacketsその2(いい感じのジジイです)


Burroughs本の数々 その2

『たかがバロウズ本』も入手しましたよ。PDFで公開されているとはいえ、ひと通り「読む」にはやっぱり本だ。PDFは「使う」には便利だけど。

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(追記)@2018/03./11

上述の竹田(1986/92)の他に、バロウズの朗読アルバムのレビューをもう一つ見つけました。

・小沼純一 (1997.11) バロウズ・ジジイの声の旅. 現代詩手帖, vol.40, no.11, 「追悼特集 ウィリアム・バロウズ」, pp.110-112.

扱っているアルバムは、

(1) William S. Burroughs/BREAK THROUGH IN GREY ROOM [Sub Rosa] release 1986
(2) Material/SEVEN SOULS (1997 version) [Mercury/Triloka] release 1997
(3) Hal Willner/SEPTEMBER SONGS : THE MUSIC OF KURT WEILL [Sony] release.1997

(4) William S. Burroughs/SPARE ASS ANNIE AND OTHER TALES [Island/Red Label] release.1993 → タイトルのみ紹介

2017年9月4日月曜日

追悼 Walter Becker

前回

> 大丈夫かな、Becker。本書にある2016年のステージの写真でも、太りに太って真っ赤な顔してた。高血圧が心配。もう67歳だしなあ。

なんて書いたら、ほんとに亡くなってしまいました・・・。残念。Steely Danとして、あと何枚か作ってほしかった・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

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今日は、Beckerのソロ作品

Walter Becker/11 TRACKS OF WHACK [Giant] pub.1994


Art Direction : Mick Haggerty

を聴こう。Steely DanやFagenの諸作に比べると、あまり聴いてない作品だけど・・・。

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ProduceはBeckerとFagenだ。FagenのKAMAKIRIADをBeckerがProduceした返礼といえようか。この2枚を合わせて、Steely Dan再結成の序曲となる。

このアルバムから、Steely Dan復活後のライブ盤ALIVE IN AMERICAでは、Beckerのソロ曲Book of Liarsが披露されている。

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・NME JAPAN > NEWS > 2017.9.4 月曜日 スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーが逝去。ドナルド・フェイゲンの追悼文の全文訳を掲載
http://nme-jp.com/news/42816/

Fegenの追悼文は淡々としているようだけど、悲しみは充分伝わってくる。本当に親しい友人が亡くなった時は、こんなもんだ。

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Fagenがソロ作THE NIGHTFLYを出した時、「Steely Dan時代のテイストとそのまま」と感じた人が多かったようで、「BeckerはSteely Danで一体何やってたんだ?」という人までいた。

確かにSteely Danというバンドは、Fagenの才能が占める割合が高かったのは事実だが、じっくり聴いてみるとやはりBeckerが関わらないFagenソロ作とSteely Danは微妙に違う。

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Beckerが関わっていないTHE NIGHTFLYやMORPH THE CATは、もちろんSteely Danと非常に近い(ほぼそのもの)テイストなのは間違いないんだが、ややパンチが足りない、と言えないこともない。聞き流すと、わりにすんなり流れて行ってしまう。

それが、Beckerが関わったKAMAKIRIADや復活Steely Danの3作では、メリハリのきいたサウンドになっている。

Beckerと組まなかったら、メロディとハーモニーの人であるFagenは、Rockではなく、映画音楽方面に行っていたかもしれない。Stringsなんか使ったやつ・・・。

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何度も紹介している

MARIAN McPARTLAND'S PIANO JAZZ WITH GUEST STEELY DAN [Concord / The Jazz Alliance] rec.2002, pub.2005

では、Fagen (p,vo)+Becker (g)+b+dsという編成だった。このようなミニマム編成では、「録音芸術」とも称されるSteely Danの音楽を再現するのはなかなか難しかったのだが、それがBeckerのg-soloになると、がぜんSteely Danの音楽が聞こえてくるのだ。

そこではじめてBeckerの重要性に気づいたのだが、それ以降は上で書いたように、Steely DanでのBeckerの役割がだいぶわかるようになったのだった。

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Donald Fagen/KAMAKIRIAD [WEA International/Reprise] pub.1993


Design : Carol Bobolts+Red Herring

Steely Dan/Donald Fagenの諸作の中では、THE NIGHTFLYを別格として、その次によく聴くのはこのアルバムだ(そういう人は珍しいかも・・・)。Beckerの色もよく出ている名盤だと思う。

ここから、BeckerとFagen共作の名曲Snowboundを聴いてほしい。Fagen一人では作り得ない世界だと思う。

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まさに名コンビでした。あらためてご冥福をお祈りします。

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(追記)@2017/09/09

本家blog stod phyogs

stod phyogs > 2017年9月9日土曜日 故Walter BeckerとHawaiiのチベット仏教

というのを書きました。

これは Walter Becker/11 TRACKS OF WHACK の3曲め、Surf and/or Die に出てくるチベット仏教の読経について書いたものです。こちらもどうぞ。

2017年9月2日土曜日

THE DIG SPECIAL EDITION 「STEELY DAN」

また出たよ。今度はSteely Danの総集編だ。

・大山哲司・編 (2017.9) 『STEELY DAN』(SHINKO MUSIC MOOK : THE DIG Special Edition). 223pp. シンコーミュージック・エンタテイメント, 東京.


デザイン : 村松丈彦

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今度来るのはDonald Fagen単独なんだが、どうしてSteely Danの特集なんだろう?

もしかすると、本書の企画段階では「Walter Beckerも来る?」という噂があったのかもしれない。「じゃ実質Steely Danじゃん」ってことで「Steely Dan総集編」としてバクチを打ったのかもしれない。

事実、本書によると、2017/07/29には、NYCでSteely Danのステージがあったのだ。残念ながらWalter Beckerは病欠。

大丈夫かな、Becker。本書にある2016年のステージの写真でも、太りに太って真っ赤な顔してた。高血圧が心配。もう67歳だしなあ。

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はい、詳細目次。

DF=Donald Fagen、WB=Walter Becker、SD=Steely Dan。

001-001 表紙
002-002 広告 JVCケンウッド
003-003 グラビア(SD 1974)
004-005 目次
006-016 グラビア(SD+DF+WB 1972~2017)

017-035 大山哲司/スティーリー・ダン・ヒストリー①:1972-1980 二人が紡いできたサウンドは半世紀を経てもなお色褪せない
036-0036 グラビア(DF+WB 1975)

037-041 DF+WB・談, トビー・ゴールドスタイン・インタヴュー/ステージにレコーディングにと意欲満々、31歳フェイゲン&29歳ベッカー同席インタビュー(再録インタビュー:『ジャム』1979年6月号より)

042-042 グラビア(DF+WB 1994?)
043-043 広瀬融/一つの身体、二つの頭脳 フェイゲン/ベッカー、個別インタヴュー
044-044 グラビア(WB 1994?)
045-051 WB・談, 広瀬融・インタヴュー, 仲村美夏・通訳/ウォルター・インタヴュー 80年から93年までは、成長するために必要な時間だったんだ(再録インタヴュー:『ディグ』No.5 1995年2/3月号)
052-052 グラビア(DF 1994?)
053-059 DF・談, 広瀬融・インタヴュー, 川原真理子・通訳/ドナルド・フェイゲン・インタヴュー 録音していなかっただけで、曲は一緒に書いていたんだ(再録インタヴュー:『ディグ』No.5 1995年2/3月号)
060-064 広告 シンコーミュージック・エンタテイメント

065-083 Steely Dan original album discography
(066-067 石井達也/Can't Buy A Thrill)
(068-069 石井達也/Countdown To Ecstasy)
(070-071 石井達也/Pretzel Logic)
(072-073 石井達也/Katy Lied)
(074-075 石井達也/The Royal Scam)
(076-077 石井達也/Aja)
(078-079 石井達也/Gaucho)
(080-083 広瀬融/Ctizen Steely Dan 1972-1980)

084-085 大山哲司/スティーリー・ダンを作った男、ゲイリー・カッツが語る スティーリー・ダンの真実
086-095 ゲイリー・カッツ・談, 藤井美保・インタヴュー/ゲイリー・カッツ最新インタヴュー(2017年7月) 彼らと作ったすべての作品が今でもいい音であることを誇りに思ってる
096-099 祐天寺浩美/スティーリー・ダンと仲間たち スティーリー・ダンを支えたベーシスト
100-103 小宮勝昭/スティーリー・ダンと仲間たち スティーリー・ダンを支えたドラマー
104-111大山哲司/スティーリー・ダンと仲間たち その他のプレイヤー

112-114 北川照明/レコーディング・エンジニアがサウンドの秘密に迫る 『彩(エイジャ)』はなぜ音が良いのか
115-121 大山哲司・取材+文, 井上鑑+北川照明+高田三郎・談/スティーリー・ダンをどのメディアで聴く?
122-129 斉藤修/独特のサウンドの秘密をアナライズ スティーリー・ダンの作り方
130-133 斉藤修/アコースティック・ピアノ、エレピ、オルガン・・・・・・ フェイゲンに愛された楽器たち
134-139 成瀬正樹/プレイ・スタイルと使用機材を徹底チェック ウォルター・ベッカーのギター・ワールド
140-143 川原真理子/難解と言われる歌詞の楽しみ方 スティーリー・ダンの歌詞の世界

144-150 大山哲司/スティーリー・ダン・ヒストリー②:1993-PRESENT 休業期のソロ作制作を経て、ライブ・バンドとしての大復活!
151-151 グラビア(DF 2016)
152-153 広瀬融/Alive In America
154-155 広瀬融/Two Against Nature
156-157 広瀬融/Everything Must Go
158-161 大山哲司/スティーリー・ダンのオリジナル・アルバム未収録音源
162-162 グラビア(DF+WB 1999?)
163-167 DF+WB・談, 佐藤英輔・インタヴュー, 村上ひさし・通訳/ポップ・ミュージックの摂理に立ち向かう二人 『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』完成(再録インタヴュー:『ザ・ディグNo.20』2000年春号より)
168-168 グラビア(DF+WB 2000)
169-173 バーニー・ホスキンス・文, 田村亜紀・翻訳/若さ故のナルシシズムを捨て、立ちふさがる壁を乗り越えて来た(再録インタビュー:『ザ・ディグNo.20』2000年春号より)

174-175 大山哲司/コラム1 『ナイトフライ』ジャケに写るレコードは
176-177 高田三郎/コラム2 ドナルド・フェイゲンは歌が上手いのか?
178-179 大山哲司/コラム3 四人目のスティーリー・ダン、ロジャー・ニコルズ
180-181 大山哲司/コラム4 度重なるレコーディング時のトラブル
182-184 小林雅明/コラム5 スティーリー・ダンはサンプリングに厳しい?
185-185 広告 シンコーミュージック・エンタテイメント

186-186 グラビア(DF unknown year)
187-191 佐藤英輔/ソロ・アーティストとしてのドナルド・フェイゲン ぱっと見、気難しそうな偏屈親父。だが、音楽に真摯な姿勢は、作品から溢れ出す
192-193 佐藤英輔/The Nightfly
194-195 佐藤英輔/Kamakiriad
196-197 佐藤英輔/Morph The Cat
198-199 佐藤英輔/Sunken Condos
200-201 武田昭彦/ドナルド・フェイゲンのオリジナル・アルバム未収録音源
202-207 クジヒロコ・談, 大山哲司・インタヴュー/クジヒロコ 同じ"鍵盤弾き"目線で聴くフェイゲンとその音楽

208-208 グラビア(WB unknown year)
209-211 武田昭彦/ソロ・アーティストとしてのウォルター・ベッカー 全体を見渡す立場から、自分が主人公へ。演奏だけでなく、ソロでは歌も。
212-213 武田昭彦/11 Tracks Of Whack
214-215 武田昭彦/Circus Money

216-221 大山哲司/ライブ・バンドとしてのスティーリー・ダン 仕事場はスタジオからステージへ
222-223 スティーリー・ダン/ドナルド・フェイゲン/ウォルター・ベッカー オリジナル・アルバル参加ミュージシャン一覧

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全体にロック畑からの視点で構成されている。

前回紹介したレコード・コレクターズのフェイゲン特集が、ブラック・ミュージック(Jazz+R&B)やリスナー視点を強く感じる内容だったのとはかなり印象が違う。自分はレココレのほうが肌に合うかな。

私は初期Steely Danをあまり聴いていないし、知識もないので、そのあたりの記事が充実しているのが助かった。

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いろんな時代でのインタビュー再録が多いのが特色。この二人、すごくおもしろいな、毎度ながら。

ただし、やっぱりロック畑からの切り口が多く、

2016年5月3日火曜日 音盤テルトン(12) Marian McPartland's PIANO JAZZ : STEELY DAN

のように、二人のJazz~R&Bルーツに迫る形になっていないのが物足りなかった。

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そういえばこの

MARIAN McPARTLAND'S PIANO JAZZ WITH GUEST STEELY DAN [Concord / The Jazz Alliance] rec.2002, pub.2005

が全く取り上げられていないのも不思議。Steely Dan名義なのに。

Jazzアルバムという扱いなので、このMookの編者・著者の視界に、そもそも入っていないのかもしれない。

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このMook、たぶん発行部数かなり少ないぞ。大きな本屋でも1冊しかなかった。

本屋に急げ!あるいは、本屋よりもCDショップのほうが遭遇率が高いかもしれない。

まあ増刷されるような気はするけど、早めに入手するに越したことはない。

2016年5月3日火曜日

音盤テルトン(12) Marian McPartland's PIANO JAZZ : STEELY DAN

本エントリーは
stod phyogs 2016年5月3日火曜日 音盤テルトン(12) Marian McPartland's PIANO JAZZ : STEELY DAN
からの移籍です。日付は初出と同じです。

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こんなのあるの知らなかったぞ。

Marian McPartland's PIANO JAZZ with Guest Steely Dan [Concord / The Jazz Alliance] 2005


















2002/07/23, Unknown, CA?(Radio Broadcast by National Public Radio)
Marian McPartland (p), Donald Fagen (p,vo), Walter Becker (g), Jay Leonhart (b), Keith Carlock (ds)

01. Conversation
02. Limbo Jazz
03. Conversation
04. Josie
05. Conversation
06. Mood Indigo
07. Conversation
08. Star Eyes (MM solo)
09. Conversation
10. Hesitation Blues
11. Conversation
12. Things Ain't What They Used to Be
13. Conversation
14. Chain Lightning
15. Conversation
16. Black Friday

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Jazz Pianist Marian McPartlandがホステスをつとめ、様々なミュージシャンを招き、トークと演奏を交互に送るラジオ番組のCD化。

Bill Evansとのものは昔から有名で、早くから商品として出回っていましたが、それが1978年の録音。

Steely Danとのものは2002年ですから、ずいぶん長寿番組なんですね。「徹子の部屋」と称されるのも納得。

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Steely Danと言っても、AJA(1977)の頃からもうDonald FagenとWalter Becker二人のユニットになっているので、この番組でもゲストはこの二人。

Steely Danは、GAUCHO(1980)からALIVE IN AMERICA(1995)まで長いブランクがある。その間Donald Fagenはソロで超・超・超名作THE NIGHTFLY(1982)を発表。

THE NIGHTFLYがあまりに売れちゃったせいでFagenは全然仕事しなくなり、ソロとしてもKAMAKIRIAD(1993)まで長いブランクとなる。ここで二人は再会。そしてSteely Danの再結成につながります。

2002年というと、TWO AGAINST NATURE(2000)とEVERYTHING MUST GO(2003)の間。特にアルバムのプロモーションというわけではなさそう。ミュージシャンのくせに、あまり人前に出たがらない偏屈王Donald Fagenがどうしたんだろう。

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なお、Keith Carlockは、Steely DanやDonald Fagenの近作ではお馴染みの、お気に入りドラマー。

ベーシストJay LeonhartはJazz畑の人。やはりSteely Danの近作で名前をよく見る、トランペッターMichael Leonhart、ヴォーカリストCarolyne Leonhartの父親。Fagenの近作SUNKEN CONDOS(2012)に参加もしている。

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まずは二人の青春時代の音楽遍歴からトークが始まる。The Nightflyでおなじみ架空のFM局WJAZのモデルとなったFM局WEVDが出てくるのに感動。二人ともWEVDでJazzを聴きまくっていたそうな。(修正@2016/05/05)

というわけで、Steely Danの演奏は7曲ですが、Ellington Tunesが3曲もあります。おもしろい。Fagenの編曲の原点はやっぱりDuke Ellingtonであったか。

McPartlandへのリクエスト・コーナーでもStar Eyesをリクエストする二人。Jazz好きだねえ。

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Steely Danのレパートリーは3曲。AJA(1977)からJosie、KATY LIED(1975)からChain LightningとBlack Friday。

Fagenのピアノと歌、Beckerのギターという骨組みだけでSteely Danの音楽を再現するのは難しいね。

こういうライブだとFagenは声が出ないのがバレバレになるし、ホーン・アンサンブルやコーラス抜きで聴き通すのはなかなか厳しい。味のある声なんだけどね。

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ところが、Walter Beckerのギター・ソロになると、途端にSteely Danの音になるのがおもしろい。「おお、待ってたのはコレ、コレ!」と声を上げそうになった。

Steely Danというと、その95%くらいがDonald Fagenの音楽と思っていたのだが、これを聞くとWalter BeckerいてこそのSteely Danであることがようやくわかった(特に初期)。

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なかなかおもしろいCDでした。

なお、私が入手したのは輸入盤。日本盤にはトークの日本語訳がついているそうなので、トークの内容を詳しく知りたい人は、そっちを入手するのがお得。

トークの全容を理解できなくとも、飛ばしたりせずに本当にラジオを聞き流す感じにしておくのもなかなかいいですよ。

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そういえば、Donald Fagenの自伝

・ドナルド・フェイゲン・著, 奥田祐士・訳 (2014.6) 『ヒップの極意 EMINENT HIPSTERS』. 264pp. DU Books, 東京.
← 英語原版 : Donald Fagen (2013.10) EMINENT HIPSTERS. 176pp. Viking, New York.

というのも出てるんだった。これも読まなくちゃな。

それにしても最近の音楽書では、ディスク・ユニオンとP-VINEがいい仕事してる。

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(追記1)@2016/05/03

このblogはGoogleのblogを使っているんだけど、記事をuploadすると、間髪置かずGoogleのbotちゃんが回ってきて、拾って行ってくれます。Google検索でも比較的上位に置いてくれるので、ありがたい。

15分後には記事も画像もGoogle検索で引っかかってくるんですが、見たところジャケ写は自分のヤツの色合いが一番よく出てる。うれしい。ちょっと曲がっちゃったけど。

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(追記2)@2016/05/05

FM局WJAZのモデルWEVDについて補足し修正。

参考:

・SFGATE > ENTERTAINMENT > RADIO WAVES > Ben Fong-Torres/Donald Fagen's steely love of jazz radio (Published 5:20 pm, Thursday, January 2, 2014)
http://www.sfgate.com/entertainment/radiowaves/article/Donald-Fagen-s-steely-love-of-jazz-radio-5109630.php
・Wikipedia (English) > WSKQ-FM (This page was last modified on 30 April 2016, at 00:35.)
https://en.wikipedia.org/wiki/WSKQ-FM