★Twitter 2020/10/18より転載+加筆修正★
John Zorn + Wayne Horvitz + Elliott Sharp + Bobby Previte / DOWNTOWN LULLABY [Depth of Field] rec./rel. 1998
1980年代の、若い頃ワイワイやってるアルバムかと思ったら、だいぶあとの作品だった。それでも20年以上前だが。主導しているのは Bobby Previte (ds) のようだ。Producer だし、自分のレーベルらしいし。
------------------------------------------------------------
彼の好みに合わせて4ビートが基調。それでも rhythm で場を支配したりはせず、ゆったりと全体をおさえるだけ。押しつけがましさがない。いい感じ。4ビート基調なのでとても聴きやすい。大人の free jazz。Elliott が一人だけfeedbackとかで暴れているが、ちょっと浮き気味。Zorn は、昔のように game call とか使わず as 一本なので、彼の落ち着いた as テクを聴くのにもいい。まあそれは Masada で死ぬほど聴けるんだが。
曲名は NYC の住所。それぞれ彼らには意味のある場所なのか?あるいは、例によってふざけてテキトーな住所をばらまいているだけなのかは謎。しかし、Google Map Street Viewでその場所を眺めながら曲を聴くのもまた楽しい。
------------------------------------------------------------
Free Jazz ではあるが、だいぶ抑えた作風。Ambient 風でもあり、soundtrack 風でもある。ジャンルで割り切れないあたりは、彼ららしく、ニヤリとさせられる。良作。
John Zorn, Wayne Horvitz, Elliott Sharp, Bobby Previte – Downtown Lullaby (1998)
0 件のコメント:
コメントを投稿